東北には漁協が管轄していない単独の小河川が結構ある。その殆どは河川規模が極端に狭かったり、ボサ、アシなどが生い茂っていたり、友釣りには不向き。そこでうってつけなのがアユルアーというわけだ。
アユルアーが認められている河川が少ない現状を踏まえると、編集部ではもう少し受け皿を増やしても考えている。また、どのくらい釣れるか分からない以前にそもそもアユが居るかも分からず、仮に釣れたとしてもアユルアーは友釣りのような数釣りは難しいので資源を圧迫することもないだろう。
よく渓流のトラウトアングラーが、自分がやったことのない川、釣った実績を知らない川でのヤマメ探しを楽しむのと同じように、是非アユ探しの旅にチャレンジしてみてはどうだろう。特に今年は天然遡上が多いのでかなり可能性は高いぞ!
◎例:秋田県の非漁協単独河川
県北エリア:泊川、水沢川、塙川、竹生川など
県央エリア:男鹿半島の小河川、新城川、旭川、太平川、鮎川(秋田市)など
県南エリア:君ケ野川、衣川、西目川、奈曽川など
※有志による放流を行っている河川では資金協力すること。
◎非漁協管轄の河川では県漁業調整規則に則る
・遊漁期間(禁止期間:3月1日~6月30日=遊漁期間:7月1日~2月末日)、漁法(釣り方)は県漁業調整規則に則る。
・ひっかけ漁法(釣り方)は禁止されているが、「あゆをとることを目的とするものを除く」となっておりアユルアーそのものは禁止されてはいない。
・これから秋にかけては内水面での採捕が認められていないサケが遡上するシーズンでもあるので、サケの遡上河川では疑われることや、事故的ヒットを未然に防ぐようやらないほうが良い。
※秋田県漁業調整規則、遊漁者向けのルール詳細はこちらから。
秋田県における内水面利用のルールについて | 美の国あきたネット (akita.lg.jp)
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/78926