【連載】エフエム秋田「釣り♥lab」ウェブ出張版Vol.7 7月のアユ釣りを振り返る

秋田/佐藤早苗

7月!待ちに待ったアユ釣りシーズンの到来です。解禁直前にたまたま通りがかった小阿仁川の様子は雨の影響でかなりの増水と濁りでした。状況が落ち着いた7月中旬、タイミングを見て行ってきました。

今年は雨が多く、ようやく見つけたタイミングで釣行

今年は7月に入っても降水量が多く、やっと晴れたと思ったら川の苔が剥がされ、いわゆるアカが飛んだ状況でした。この状況から1週間程度はアユがナワバリを持たないといわれています。

アユがナワバリを持つ習性を利用した日本古来の釣法である友釣り。近年は、以前番組でもご紹介したアユイングと呼ばれるルアーで狙う釣り方もありますが、アユイングは私が住んでいる秋田県ではできる漁協とそうでない漁協があります。釣行前に確認したいところ。いずれも遊漁券は必要ですので必ずご購入下さい。

どこの川に行こうか…地域は大まかに決めていたものの、状況判断で行きましょうってことで、まずは朝からあっちこっちの川をのぞき込みました。やはり数日前までの雨で苔が剝がれてしまっている川が殆どで、そんな中でも比較的良さげなポイントをなんとか見つけました。

そして、まずはオトリアユの購入!アユ釣りの時には必ずオトリ屋さんに行きました。いつもはお母さんが1人でいらっしゃるのですが、この日はお父さんもいらして、昨日釣ってきたアユを見せて下さったり、ここ数日の状況や今年のアユの相対的な状況など、参考になる情報を聞かせてくれました。こんなやり取りが楽しいし、また最も参考になるお話なのです。

オトリ缶を担ぐと、「女の人なのに力あるね!」と言われ大笑いしながら店を出ました。

「気を付けて、頑張って!」そんな優しいお父さんとお母さん店。また来年もここで買おうと思います。

いざ、釣り開始!

久しぶりすぎて、忘れてしまった釣り方を思い出したり復習させてもらったり、さらにすっごい藪こぎをしたりして(笑)、わいわい楽しく釣りしてきました。

私が使っているタックルは、VARIVAS「トライキット鮎リバーストーン63です。気軽にアユの友釣りを始めてみたい方にお勧めです。値段がリーズナブルな上に、仕掛けやハナカンまですべてセットになっていて、これさえあればすぐに始められます。なかなか敷居の高いアユ釣りですが、そこを打破した画期的な商品です!オープン価格となっていますので各釣具店でチェックしてみて下さいね。

価格がお求めやすいだけでなく、商品名に63とある通り、6.3mの長さなのですが、これはアユタックルの中では短めのサイズで、初心者には取り回しやすい長さとなっているところもお勧めです。

解禁当初に天候不順となっていた今シーズンのアユ釣りですが、これから期待できそうな感じがしました。私もこれからまだまだ楽しもうと思っています。

釣りラボ

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WRITER

佐藤早苗

エフエム秋田「釣り♥lab」ラジオパーソナリティ

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元CNA秋田ケーブルテレビリポーターで、現在はフリーランス。釣り歴12年。テレビ番組がきっかけで始めたルアーフィッシングが、現在は自身のライフスタイルの1つとなっている。年間釣行は約70回。渓流、サクラマス、シーバス、タイラバ、ジギング、エギング…他。

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