土曜日がチャンス!
今週末の天気予報を見ると、日曜日は各地で朝から雨模様となっています。そうとなったら雨海に降られる前に効率良く釣りを楽しみたくなるのが人情ってもんでしょう(笑)。そんなわけで、今週も皆様に編集部の独断と偏見による釣り物予報をお届け致します!
淡水の釣り(地域限定)
福島県の一部河川では、既にアユ釣りが解禁となっています。東北エリアの大多数が7月からシーズンインとなっていますが、久々のアユ釣りを間近に控え、今シーズンを占ったり、勘を取り戻すための練習になるかもしれません。
ただい、福島県の全河川が解禁を迎えているわけではありませんので、釣行を計画する際は河川毎の規制を必ずチェックしましょう!
一方、青森と秋田の県境に位置する十和田湖では、ヒメマスの船釣り、岸釣り共に6月21日~7月10日までが採捕禁止期間となっております。また、7月11日~7月20日までの特別解禁期間を経て、9月末まで再び採捕禁止となります。
無風の陽の出には静寂に包まれ、日常の喧騒を全て忘れさせてくれる十和田湖の大自然。一度体験してみると、釣果云々ではない異次元の世界観に浸ることができます。もしかすると今週末はそのチャンスかもしれません!
十和田湖での釣りはルールを守って楽しみましょう!! | 十和田湖での釣り | 【十和田湖ブランド】十和田湖ひめますなら、十和田湖増殖漁業協同組合 (towadako-gyokyou.com)
サーフの釣り
ルアー釣りによるヒラメ&マゴチのフラットフィッシュ、投げ釣りのシロギスは、今が絶好の狙い目となるでしょう!
東北~新潟の各サーフでは、シロギスの群れが波打ち際まで近寄っていることから、お子様でもチョイ投げで届く範囲でキスのアタリを堪能することができます。
また、そのキスをベイトとしていると思われる、ヒラメ、マゴチの釣果が急上昇中! キスのシルエットに似ているジグヘッド+シャッド系ワームの組み合わせが人気ですが、フックにブレードをカスタムしたメタルジグでも釣果が出ています。
併せて、朝まづめには良型アジを狙ったジグサビキもオススメですので、是非ともサーフに足を運んでみて下さい!
磯の釣り
先週は磯のメジナをオススメしたところ、かなり好釣果に恵まれたようでした。しかし、マダイと思われる大物にハリスを切られるケースが多発したようで、今週は少しだけ目先を変えてみてはいかがでしょうか?
また、磯で少し波っ気がある場合は、シーバスが回遊している可能性があります。さらにベイト次第ですが、イナダなどの青物の活性が高くなっているかもしれませんので、波予報を見ながらショアからのルアー釣りも検討してみて下さい。
なお今更ですが、磯に立つ場合は滑り止めのスパイクブーツ、命を守るライフジャケットを必ず着用するようにお願いします。
船の釣り
太平洋側の青森~岩手にかけて、アイナメがハイシーズンを迎えています。オカッパリのルアー釣りや投げ釣りでも狙えますが、安定してアイナメの釣果に期待が持てるのは、船釣りで決まりでしょう!
テキサスリグにワームをセットしたボート釣りと、アオイソメやエラコをツケエサにしたエサ釣りがメインとなりますので、タックルや仕掛けなどを事前に確認しておきましょう!
また5月中旬から、岩手~宮城の沖でイカが好調に釣れています。ケンサキイカ、ムギイカ(小型のスルメイカ)が主体で、ポイントによってどちらかに偏るなどのバラつきもありますが、いずれにしてもイカの数釣りを楽しむことができます。
最近はイカメタルが人気となっていますが、プラヅノを使用した、いわゆるサビキ仕掛けに反応するイカが多いケースも見られます。事前に船宿にチェックを入れて、どちらでも対応できる準備をしておくと良いでしょう!
暑さも本格化!
今週は最高気温が30度を超える真夏日を観測する地域もありそうで、今後は釣行する際の服装には注意を払いましょう。暑いからといって、半袖や半ズボンなどを着用し、素肌に直射日光を浴びるのは非常に危険です。長袖シャツやパンツを着用するか、最低でも肌を露出する部分に日焼け止めなどのUV対策を施すようにしましょう。
梅雨入り間近の東北&新潟エリア。もしかすると長雨で釣りに出掛けられないケースも考えられますので、絶好の釣りシーズンを逃さずに、自然や魚との触れ合いを楽しみましょう!