週末釣り物予報(2024年4月27~29日)

連休前半は好天!

天気予報を見ると、ゴールデンウィーク前半はまずまずの晴天に恵まれ、釣り日和になりそうです。せっかくの連休なので、お子様やご家族と一緒に出掛けたくなることでしょう。

そこで今回は、手軽に楽しめるファミリーフィッシングやルアーフィッシングを中心とした、オカッパリの釣りをピックアップしてオススメします!

チョイ投げ釣り

ルアーロッドや万能竿で誰もが楽しめるのがチョイ投げ釣り。釣り公園、漁港、防波堤などで、竿先に出るアタリを待つのもオツなものです。5~10号の片天ビンに2本針仕掛け、ツケエサにはアオイソメが定番です。アオイソメが苦手な人には、魚の切り身、イカゲソやイカ短冊、フレーバー付きのワームなどもありますので試してみて下さい。

魚が好むアミノ酸配合で集魚効果が高い!

【チョイ投げ釣りの対象魚】マハゼ、カレイ、アイナメ、シャコなど、主に海底付近で補食行動を取っている魚が良く釣れます。時にはマダイ、ヒラメ、シーバスなどの大物もヒットすることがありますので、タモを準備して慎重かつ安全に取り込める態勢を整えておきましょう。

20cmを超える良型ハゼは天ぷらにすると美味!
アイナメは強烈なアタリを出すので、竿を飛ばされないよう要注意!

サビキ釣り

かつてはファミリーフィッシングの代名詞と言えばサビキ釣りで、各港湾の岸壁では老若男女問わずズラリと並んでいる光景をよく目にしたものです。冷凍アミをコマセにして魚を寄せることから、コツさえ掴めばお子様でも一人で魚を釣ることができて、釣果を期待できる釣り方です。

今は温度管理が不要で釣り場ですぐに使えるコマセも発売されていますので、コマセの匂いや手の汚れを気にせず、サビキ釣りを楽しめるようになりました。

マルキユー「アミ姫」は常温保存可能で集魚パワーも抜群!
春シーズンは良型アジが回遊。釣れたらキンキンに冷えた海水氷に入れて締めよう!

【サビキ釣りの対象魚】アジ、サバ、イワシなどの回遊魚が良く釣れます。時には針掛かりした魚にヒラメなどのフィッシュイーターが食い付くことも! 今の季節は大型のアジが掛かることを想定し、サビキ仕掛けの針は7~8号程度の大き目を使うといいかもしれません。

ルアー釣り

この連休で気温も一気に上がることから、オカッパリのルアー釣りはターゲットが広がりそうです。河口付近では稚アユを捕食しようとするシーバス。サーフではカタクチイワシなどを狙い撃ちするヒラメ&マゴチのフラットフィッシュ。そして一部の河川で盛期に入っているサクラマスなどが挙げられます。

サーフの波打ち際でカタクチイワシが見えたらチャンス!
ベイトの回遊次第で良型ヒラメがヒットするかも!?

【ルアー釣りの対象魚】前述のシーバス、フラットフィッシュ、サクラマスに加え、ライトタックルのアジ、メバルも絶好の狙い目です。また、パワーのあるタックルを持って磯に行けば、アイナメ、ソイ類、カサゴ、ハタ類などのロックフィッシュも楽しめます。

さらに小さなミノーやスプーンを携えて渓流に行けば、イワナ、ヤマメが奇麗な魚体を見せてくれることでしょう。昨年からツキノワグマとの遭遇や負傷する事故も多発しています。山奥に限らず川にエントリーする際は、クマ除け対策を万全にして自然との交わりを楽しみましょう!

渓流ではイワナの活性も急上昇中!

大型連休でメジャースポットは大勢の観光客でごった返しているかもしれません。こんな時こそ大自然の中で魚達とのコンタクトを取ることは、お子様達にとって貴重でかけがえのない体験となり、強く記憶に強く残ることでしょう。

その子供達が大人になって、「連休は何をしようかなぁ~?」「昔、お父さんと一緒に釣りに行ったなぁ~」「そうだ、子供を連れて釣りに行こう!」となって、釣りという素晴らしい文化が後世に継承されていくと思われます。

今こそ、この連休こそ、お子様と一緒に釣りに出掛けましょう!

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釣り東北WEB編集部

株式会社釣り東北社

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

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