秋田港北防波堤(有料釣り場)今年も始まるよ!

秋田市中心部から近く釣果も抜群な通称「北防」、今年は4月28日(日)OPENとなります!

安全で清潔な海釣りポイント

秋田港にある北防波堤有料釣り場は会場から5年目を迎えます。これまで1件の落水事故もなく、多方面から高い評価を頂いています。令和6年度はゴールデンウィーク初日に当たる4月27日(土)、救難予行訓練などを含めた無料開放のイベントを開催の予定です。

先日、更なる安全性の確保と利便性向上を目指し、一般社団法人「秋田港有効利活用協会」指導の下、監視員を全員召集し、施設の清掃、備品の点検設置、駐車場の整備、クリーンアップなどを実施しました。

協会役員による挨拶と要領説明の後、役割分担された作業が一斉にスタート!
簡易水洗トイレも清潔に!
駐車場の境界線区分ロープを改修
駐車場周りの雑草の中だけでこれだけのゴミ。ルールとマナーを遵守し、ゴミの廃棄、放置は厳禁
防波堤には一定間隔で安全器具の設置

一部改定

昨今の物価高騰その他の要因により、今年度から利用料金の一部を改定することとなりました。

大人1,000円⇒1,200円、中学生500円⇒600円、小学生300円⇒400円、その他レンタルライフジャケットも料金が変更

その他、ご利用時間、その他の変更や改定につきましては一般社団法人「秋田港有効利活用協会」のサイトでご確認下さい。

試釣会も実施

当日作業に当たったスタッフ、監視員の希望者で結成された、「北防釣査団」によって作業終了後に試釣会も実施されました。

防波堤の先端部まで思い思いのポイントに釣り座を構え、ウキフカセ釣り、探り釣り、ルアー釣り、投げ釣りなどで、OPEN2週間前の状況把握に努めました。この冬季、約半年間にわたって閉鎖していたこともあり、何の事前情報もありません。OPENして利用者がコマセを撒き始めれば魚が居着いてくれるのですが、手探り状態の釣りを強いられます。

それでも開始早々、アオイソメをツケエサにしたチョイ投げ釣り仕掛けに明確なアタリが出ました! 赤茶色の魚体が見えると共に、第1投での釣果にホッと安心感が漂いました。他にもウキフカセ釣りに27cmのカナガシラが掛かり、秋田港のポテンシャルを示すことができたようです。

最初のアタリは投げ釣りでカナガシラ28cm!

パイプライン側では、ライトタックルで良型メバルも顔を出します!

約25cmのメバルをゲットしご満悦の表情!

続いて投げ釣りの竿先に強い反応があり、ズッシリとした重さが手に伝わり…

掛かったのは35cm前後のマコガレイ

さらに投げ釣り仕掛けにアタリがあったものの、痛恨のノーフッキング(涙)。しかし少し間をおいて再び心地良い手応えが…しかも前回よりかなり重い! 座布団クラスのカレイかと期待しましたが、姿を現したのは同じクラスのマコガレイとクサフグのダブル…(笑)

紛らわしいのがフグのアタリと手応え(笑)

この日は約2時間半程度の試し釣りで、カレイ、カナガシラなど底物の釣果がありました。表層には小さなボラの幼魚の群れが見え、それをカモメなどの鳥が狙っている光景が見られました。例年通りであれば、オープン直後の季節はホッケ、良型アジなどが回遊してコマセに反応を見せてくれます。今年は男鹿方面のホッケの情報が芳しくありませんので、アジの接岸に期待したいところです。

また、北防におけるウキフカセ釣りの人気ターゲットであるクロダイですが、男鹿磯では冬の「寒クロ」シーズンから切れ間なく釣れていたことから、コマセが効くようになれば北防でもすぐに釣れ出すのではないでしょうか?

あと2週間で秋田市内の人気スポットが再開されます。各種レンタルも整って、お子様連れでも安心して釣りを楽しめる秋田港の北防波堤。エキスパートの常連さんは勿論のこと、ファミリーや気の合う仲間で、ゴールデンウィークのメジャーイベントとして訪れてみてはいかがでしょうか? 春のうららかな陽射しを受けて、魚の活性もグングンアップしてくれることでしょう!

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釣り東北WEB編集部

株式会社釣り東北社

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

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