繊細なアタリを逃さない。ワカサギ専用ライン2モデルを使い分ける

ワカサギ釣りでは、穂先やリールだけでなく「ライン選び」も釣果を大きく左右します。バリバスから展開されているワカサギ専用ラインの中でも、特に人気が高いのが「VARIVASわかさぎ[エステル]オレンジ」と「VARIVASわかさぎ PE[イエロー・パープル]」の2モデルです。

それぞれ素材特性が異なり、釣り方やフィールドに応じた使い分けが可能。ここでは両モデルの特徴を詳しく紹介します。

画像/出典:バリバス


超高感度で食い渋りに強い

VARIVASわかさぎ[エステル]オレンジ

VARIVASわかさぎ[エステル]オレンジ」は、低伸度が最大の武器となるエステル素材を採用したワカサギ専用ラインです。アタリが極めて小さくなる厳寒期や、プレッシャーの高いドーム船・人気フィールドで真価を発揮します。

最大の特長は、ワカサギがエサに触れた瞬間の違和感をダイレクトに伝える高感度性能。
穂先のわずかな変化を逃しにくく、積極的な掛けの釣りに向いています。

また、視認性の高いオレンジカラーを採用しているため、穂先とのラインコントラストが明確。
室内が暗くなりがちなドーム船でもラインの動きを把握しやすい点も魅力です。

おすすめシーン
■食い渋り時の掛け重視の釣り
■ドーム船・屋形船
■高感度を最優先したい場合


トラブルレスで扱いやすい

VARIVASわかさぎ PE[イエロー・パープル]

VARIVASわかさぎ PE[イエロー・パープル]」は、軽さと強度を兼ね備えたPE素材を使用したモデルです。
エステルと比べてしなやかで、糸グセが付きにくく、初心者からベテランまで扱いやすいのが特長です。

水中での抵抗が少なく、仕掛けの落下スピードが安定するため、群れのタナに素早くアプローチ可能。
また、イエローとパープルのマーキングカラーにより、水深把握やタナ取りがしやすく、手返しの良さにも貢献します。

屋外の氷上釣りや、数釣りを楽しみたい状況では特に頼りになるラインです。

おすすめシーン
■氷上釣り・屋外フィールド
■数釣り・手返し重視
■ライントラブルを減らしたい場合


釣り方で選ぶのが正解。2本持ちもおすすめ

高感度な「エステル」と、扱いやすい「PE」。
どちらが優れているというよりも、釣り場・状況・スタイルに合わせた使い分けが重要です。

食い渋り対策としてエステル、安定した釣りを展開するならPE。
フィールドでの状況変化に対応するため、2モデルを使い分ける、あるいは予備として両方持っておくのもおすすめです。

バリバスが培ってきたライン技術が詰め込まれた、信頼のワカサギ専用ライン。今シーズンの釣行に合わせて、最適な1本を選んでみてはいかがでしょうか。

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釣り東北WEB編集部

株式会社釣り東北社

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「釣り東北WEB」の運営、取材、撮影、編集、映像制作をメインに行う。他、ワカサギの穴、トラウトステージといった東北で人気ジャンルの別冊を刊行。

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