レポート 前田憲麻
今回訪れたのは秋田県・にかほ近辺の藻場エリア。春から初夏にかけてシーバスが接岸するこの時期、シャロー帯の藻場攻略はシビアながらも熱い展開が待っています。

藻場攻略の鍵は「届くか届かないか」の距離感
使用したロッドは【BROW武鱸107M】。10ft7inという絶妙な長さを活かし、藻に触れるか触れないかのギリギリのラインを、【ゼスティーシャロー120】で狙います。リトリーブはスローよりやや速めのテンポで、藻の上をなめるようにトレースしてくると──
バイトから一気に主導権を握る!

「コンコンッ!」という明確なバイト。すかさずフッキングを決めると、ロッドから伝わるのは明らかに良型とわかる重量感でした。
ここで驚いたのは、ファイト中のラインの出なさ。武鱸107Mのパワーが魚を完全にコントロールし、ドラグをわずかに緩めてもなお、ラインが引き出されないという場面もありました。決して無理をしているわけではありません。ロッドのトルクとバランスが、魚の走りを的確に受け止めている証拠です。
手にしたのは堂々たる74cm!

そのまま無事にランディングしたのは、堂々たる74cmのシーバス。藻場の中でいかに確実にバイトを取り、主導権を渡さずに寄せるかが問われる中で、武鱸107Mの性能が際立った一匹となりました。
藻場を攻めるなら、この一本
今回の釣行を通して、BROW武鱸107Mは「藻場のシャローゲームにおける一級戦力」として強くおすすめできるロッドだと確信しました。特にロッドの長さとパワーの絶妙なバランスは、障害物の多いポイントでこそ真価を発揮します。ぜひ多くのアングラーの皆さまにも、この使用感を味わっていただきたいと思います。
タックルデータ
・ロッド:BROVIS BROW武鱸107M
・リール:シマノ 23ヴァンキッシュ4000MHG
・ライン:山豊テグス PE…レジンシェラー8 1.2号 リーダー…フロロショックリーダー20lb
周りでも少しずつシーバス釣果が出てきました!
安全第一で頑張りましょう!