前回の釣行から約1カ月が経過し、天候の良いタイミングで再び青森県深浦町に行って参りました!
狙いは勿論ホッケ、前回は沢辺漁港のすぐ隣の磯で13匹…。少し物足りなさがあったのでそのリベンジ釣行となりました。
今回は沢辺漁港と岩崎漁港の中間付近にある、立待崎周辺の磯でのチャンレンジです。

陽の出前の午前5時30分にポイントに入り、まずはコマセを作ります。

明るくなってからコマセを撒き始め、30分が経過した頃やっと最初のアタリがきました! しかし残念ながら25cmのローソクボッケで少し期待外れ…(笑)。それでも時合い到来と判断し、コマセを集中的に撒きました。
するとホッケの群れが寄ってきたようで、テンポ良くウキが消し込みます。ただし、この群れは小さかったのか、連続ヒットは15分程しか続きませんでした。

ここまでは約1分で1匹ペースで釣れて、しかもサイズは30cmオーバーが殆ど。釣れる数もサイズも上々、このまま続いてくれたら嬉しいのですが、そうはホッケが許しません(笑)。ここから1時間半もの間、ホッケからの反応が全くなくなります。こうなると弱気の虫が走って、「これで終わり?」「止めようか?」「粘ってみるか?」と葛藤します。
そうこうしていると、ツケエサの頭だけが盗られていることを確認しました。

個人的な経験では、ホッケの群れが回り始めた最初の兆候が「頭だけエサ盗り」のパターン。期待を込めてコマセを1点集中で5回打って仕掛けを同調させると、想いが伝わったように気持ちよくウキが海中に引き込まれます!
ここからは1投1魚が続きました。1匹掛けたら取り込みの最中にコマセを1杯、針を外している最中にコマセを1杯、仕掛けを投入したら追いコマセを1杯、このパターンを続けました。
途中で針交換、ハリス切れ、ウキ止めのトラブルなどがありましたが、約1時間連続してホッケの引きを堪能することができました。

アベレージは33cm前後で、最大は40cm! 数えたら62匹の釣果です。後半の時合いは群れが大きかったようで、一気に50匹近い数を釣ることができました。こんな釣りを味わったら止められないですよね~
ここ数年と比較するとホッケのサイズは一回り大きく、特に今日はローソクボッケは3匹だけでした。数も久しぶりに50匹を超えて、満足しかない釣りとなりました。
唯一の苦しみはバッカン満タンになったホッケの重さ…。時間があれば釣り場で頭や内臓を下処理する方法もあったのですが、コマセ切れと同時に雨がポツポツとこぼれ始め、風も強く吹き始めたため下処理は断念。メチャメチャ重いバッカンを背負子に乗せての磯歩きは、ハンパない下半身のトレーニングでした…(笑)。 3日後位に下半身が動かない程の嬉しい筋肉痛に見舞われそうです!
例年通りであればホッケは4月下旬まで磯から狙えます。秋田県北部の八峰町峰浜や三種町釜谷浜では、5月中旬にサーフからの初シロギス狙いの投げ釣りで、良型のホッケが釣れることもあります。これからは1日毎に暖かさを増しますので、釣って楽しく食べて美味しいホッケ釣りに出掛けてみてはいかがでしょうか!
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