解禁から10日目を迎えた米代川のサクラマス。その状況を上州屋能代店、大原スタッフにお伺いした。
この日は最高気温が20度を超える状況で、雪解けによる増水と濁りに加え、南~西方向の風が強く、釣りにくい状況だったが、朝から数多くのアングラーが出陣していた。




上州屋能代店では解禁日の令和4年4月1日からサクラマスダービーを実施しているが、本日まで60匹を超えるサクラマスが持ち込まれていた。
ちょうど取材に訪れたタイミングで秋田県内在住のアングラーから持ち込みがあり、撮影をお願いしたところ快く魚を撮らせて頂いた。60cmジャストで体高のある魚体、しかも活かした状態だっただけに迫力満点の1匹だった。

大原スタッフによると、今年は積雪が多かったことから雪解け水の影響が強いようで、この10日間で持ち込まれたサクラマスの総数は今のところパッとしていないとのこと。それでも気温が高めに推移して雪解けが収まれば、もっと釣果が伸びるのではないかと予測していた。
米代川では解禁2日目に落水事故が発生。情報によると通常のトラウト用フィッシングベストは着用していたものの、浮力のある救命胴衣は着用しておらず、残念な事態に至ってしまったとのこと。
釣りは無事に帰宅するまでが釣り。万全の準備と正しい状況判断に基づいて釣りを楽しみ、そして事故なく家族の元に戻ることが最も大切なこと。釣りはアクシデントと背中合わせの部分があるし、釣果を求めたい気持ちは十分過ぎる程理解できるが、釣り人の一人ひとりの心掛けを祈るばかりだ。
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