桜満開! 青森県陸奥湾「花見カレイ」も満開!

桜の名所である弘前城公園から満開のニュースが流れる中、「花見カレイ」へと出掛けました!
向かった先は下北半島陸奥湾側にある某漁港。前日は黄砂が飛散する生憎の状況ながら深夜から投げ釣りをスタート!

 この日は投げタックル4本態勢で臨み、花見の時期に良く釣れるカレイを投げ釣りで狙います。また、この時期が旬の名物「トゲクリガニ」も同じ仕掛けに掛かってくることも多く、楽しみの多いチャレンジです。

 午前2時からスタート、幸先よく竿先に合図を送ってくれたのは本命のマコガレイでした。

仕掛けはオリジナルのW段差4本針仕掛け。食い気のあるカレイは2本の針を丸呑み!
段差針が効果的なのか良型アイナメも仕掛けに反応し、忙しい時間が延々と続き身体が嬉しい悲鳴を上げます(笑)
こちらは3本段差にした下針に掛かったマコガレイ。従来の段差仕掛けと違ってハリスを短くすることがミソ
この日の最大サイズはイシガレイの48cm! 久々の良型に思わず「山田クン座布団1枚!」とオヤジギャグも飛び出します(笑)

 日の出前からアタリが続いてまさに絶好調。三脚に立てかけていた竿を1本ずつ聞き上げながら大きく煽る度に、ズッシリとしたてごたえが伝わりアドレナリンが噴出します!

 そんな状況で驚きの事態が発生しました。オリジナルW段差仕掛けに、48cmのイシガレイよりも重くリールを巻くのも大変な獲物が掛かりました!

 慎重に引き寄せて無事にタモに納めたのは…

カレイ釣りでは2枚掛かる「ダブル」は良くあることだが、まさかの同時4枚ゲットの「クワッド」を達成!

 投げ釣りでは勿論のこと、船釣りでも見られない、1投4枚掛けが起こってしまいました! 今回は時合いが長く、複数の竿を出して1本ずつ魚を取り込んで針を外し、エサを付け直して投げ返すという忙しい状況の中、アタリがあってもすぐに取り込めなかったことも手伝ったのかもしれません。

 最初に掛かった1枚のカレイが暴れることで、海底の砂が舞い上がりキスの投げ釣りで言うところの「追い食い」のパターンと、カレイの船釣りで言うところの「コヅキ」がミックスしたことが想像できます。これもカレイの魚影が濃い陸奥湾ならではのことでしょう。

締めて血抜きしていたバケツが一杯となり、一旦クーラーに入れたのが午前7時ジャスト。開始から5時間での釣果がこちら
おかわりした後の午前9時までの2時間での釣果がこちら。稀に見る爆釣に思わず「30枚達成!」と叫んでいました(笑)

 この日の7時間での合計釣果は、カレイ(マコガレイ、イシガレイ、クロガシラガレイ)31枚。アイナメ8匹。ちょうど桜が満開になる頃と爆釣するタイミングが重なることが多いというデータをそのまま活かせました。それに加えてオリジナル仕掛けがマッチしたのだと考えています。

 残念ながら今回は裏本命のトゲクリガニはゲットできませんでしたが、カレイが乱舞する120%満足な釣行となりました! 

 このオリジナル仕掛けに関するコンセプトや作成の経緯などは、4月25日に発売となる「釣り東北5月号」に掲載しております。投げ釣り愛好家には必見です!

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