

この日は投げタックル4本態勢で臨み、花見の時期に良く釣れるカレイを投げ釣りで狙います。また、この時期が旬の名物「トゲクリガニ」も同じ仕掛けに掛かってくることも多く、楽しみの多いチャレンジです。
午前2時からスタート、幸先よく竿先に合図を送ってくれたのは本命のマコガレイでした。




日の出前からアタリが続いてまさに絶好調。三脚に立てかけていた竿を1本ずつ聞き上げながら大きく煽る度に、ズッシリとしたてごたえが伝わりアドレナリンが噴出します!
そんな状況で驚きの事態が発生しました。オリジナルW段差仕掛けに、48cmのイシガレイよりも重くリールを巻くのも大変な獲物が掛かりました!
慎重に引き寄せて無事にタモに納めたのは…

投げ釣りでは勿論のこと、船釣りでも見られない、1投4枚掛けが起こってしまいました! 今回は時合いが長く、複数の竿を出して1本ずつ魚を取り込んで針を外し、エサを付け直して投げ返すという忙しい状況の中、アタリがあってもすぐに取り込めなかったことも手伝ったのかもしれません。
最初に掛かった1枚のカレイが暴れることで、海底の砂が舞い上がりキスの投げ釣りで言うところの「追い食い」のパターンと、カレイの船釣りで言うところの「コヅキ」がミックスしたことが想像できます。これもカレイの魚影が濃い陸奥湾ならではのことでしょう。


この日の7時間での合計釣果は、カレイ(マコガレイ、イシガレイ、クロガシラガレイ)31枚。アイナメ8匹。ちょうど桜が満開になる頃と爆釣するタイミングが重なることが多いというデータをそのまま活かせました。それに加えてオリジナル仕掛けがマッチしたのだと考えています。
残念ながら今回は裏本命のトゲクリガニはゲットできませんでしたが、カレイが乱舞する120%満足な釣行となりました!
このオリジナル仕掛けに関するコンセプトや作成の経緯などは、4月25日に発売となる「釣り東北5月号」に掲載しております。投げ釣り愛好家には必見です!
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