第5回 ダイワキスマスターズ秋田大会開催!

 令和4年6月4~5日の2日間にわたり、秋田県三種町釜谷浜にてダイワ「キスマスターズ2022」秋田大会が開催された。コロナ禍でこの2年間は中止を余儀なくされ、開催を待ち侘びたキャスターが一堂に会した。今大会では釣り上げたシロギスの総重量で順位を競い、1回戦2時間で上位40%の選手が2回戦に進出し、2回戦の2時間ではその上位30%の選手が7月9日に新潟県胎内市村松浜で開催されるブロック大会に出場する権利を獲得する。

大会当日は北西風が強く吹き荒れる生憎の天候。

濁りこそ入っていないが潮流が速く釣りにくい状況で、キスの活性が心配された。

 受付ではコロナ対策を万全にしており、直近2週間の体温記録を提出する他、現地での体温測定、手指の消毒、ソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用が実施された。

受付の本部前には一定間隔にマークが置かれ、選手同士が近付かない工夫。これなら安心できる。
開会式が終わりMCの「頑張ってください!」の声が選手のモチベーションを上げていた。
選手の皆さんは思い思いのポジションを取って魂を込めてキャスト! 2時間の競技が始まった。
速い潮流で隣の選手同士でラインが絡まるトラブルも発生。これを回避するのもスキルの1つだ。
開始早々にキスを掛ける選手。朝イチはキスの活性も高そうな雰囲気。
キスを連掛けかと思いきや、下針に掛かっていたのはアジ。これがキスなら重量を稼げるのだが…。
1回戦の2時間が経過しトップ通過! 卓越したスキルが結果になって現れるのがトーナメントだ。
2回戦のスタート。1回戦の上位から順番に移動となるが、選手たちは虎視眈々とブロック大会出場を狙っている。
松嶋選手(秋田県)は2回戦で冷静な立ち回りを見せ、自分のペースを守って遠投勝負に徹していた。
2回戦が終了し検量するも、残念…とガックリと肩を落とす選手。次の大会があるさ!
多くの選手が苦戦する中、見事にトップを飾ったのは松嶋選手。マスクの中は満面の笑みでは…?
1試合目でブロック大会出場権を獲得した4選手。おめでとうございます!

 日付が変わり大会2日目を迎えたが、天候と海の状況は前日とほとんど変わらず、北西風と早い潮流の条件でのバトルとなった。前日の釣況を参考にして、最初に釣り座を構える位置が大きなウエイトを占めるものと思われた。

 この日は編集部も選手として参戦。僅か3枚しかないブロック大会のキップを目指してスタートを切った。

最初に入った場所は前日1回戦で上位を占めた選手がいた場所。しかし超小型のキスしか釣れず場所移動…。
波の立ち方をチェックしながら好ポイントを求めて歩き続ける。

 この後は1匹ずつキスを拾い歩く釣りを展開し、なんと1回戦をトップで通過することができた。いつも通りの釣り方でアタリがこなくても決して焦らず丁寧にサビいたのが功を奏したようだ。

 小休止の後に2回戦が始まったが、トラブルを回避するために人混みを避けてエリアの奥まで進んだ。

誰も居ないポイントで想いを込めてキャスト。この想いがキスに通じたのか、2投に1匹程度のペースでアタリを引き寄せた。しかし周囲に選手が居ないため、果たして今の自分の状況が良いのかダメなのか、不安とプレッシャーに包まれていた。

 やがて2回戦の2時間が経過、本部まで戻って検量するが、一番奥まで行っていたので最後の検量者となっていた。この結果ですぐに順位が判明するため、心臓の鼓動が大きくなっていくのを感じた…。

 そして結果発表。

まさかのトップでブロック大会出場権を獲得! 努力と工夫の積み重ねが結実し思わず笑顔がこぼれていた(笑)
最後はダイワホームページ用の「BE EARTH-FRIENDRY」キャンペーンの撮影。

 このように悪天候の中、2日間にわたって熱い戦いが繰り広げられた。秋田県内や遠方から参加した選手とも久々に逢えて、心から楽しい時間を過ごすことができた。このような舞台を実現して頂いたダイワスタッフの皆さんには感謝の言葉しか見つからない。

 また来年以降もこの地、釜谷浜で開催されることを願いつつ、第5回ダイワ「キスマスターズ」秋田大会は盛況のまま閉じた。

※2日間の正式な順位結果は以下のダイワホームページからご確認下さい。

秋田1大会 フィッシング(釣り)のDAIWA:EVENT 大会情報 (daiwa-competition.com)

秋田2大会 フィッシング(釣り)のDAIWA:EVENT 大会情報 (daiwa-competition.com)

 

 

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